先日、初めてバリウム体験をしました。
人間ドックの胃がん検査でした。
前日の夜22:00からなにも食べていなかったまま、胃がん検査は正午になっていました。
まず、はじめに看護士さんから白い粉と少量の水を戴きました。これは、炭酸顆粒でした。
「ゲップしちゃいけませんよ?」
普段からビタミン剤を飲むのに苦労している私は、ゲップどころか口の中ですでに炭酸が発泡しておりました。
「ああっ!早く飲んで!!」と注意されながら、涙目になっている私に「これで流し込んで!」とバリウムを渡してくれました。
そのバリウムの美味しいこと!
あまりにオナカが空きすぎて、思わず一気飲みしてしまいました。
「おお?!いい飲みっぷりですね?!」
病院で感嘆詞が聞けると思いませんでした…。

胃の検査は大変なものでした。
専用の台につかまって、仰向けになったり、うつ伏せになったり、上や下へとひっくり返されて、ちょっとした焼き魚な気分でした。
手すりにつかまって逆さまにされた時、ふと思ったのは自分の体重がビミョウに支えられない事でした。(ヤセよう…。)

検査が終わって悲劇が訪れました!
検査後にバリウムを出すため、下剤を戴きます。
下剤は緩いタイプでした。
説明書には「7?8時間後に効果が出ます」と書いてあったのに、4時間後にきました…。
思ったよりキツクなかったので、数回トイレを行き来するだけで済みました。
お昼はカレーヌードル(カップラーメン)だったので、ウワサに聞く「白いウ●コ」ではなくキャラメル色でした。(モカ色?)
麺の粒が混じって「アーモンドクラッシュ入り」になってしまいました。
悲劇はそのあとに起こりました。
下痢が止まって、しばらく経つと普通のウ●コがでました。
やっぱりキャラメル色でした…が、流れない!!
何度も流しても一向に流れる気配がありません。
「しろにゃうに見られたらやだな?」と思っていましたが、見られるより大変な事が起こりました。
しろにゃうのウ●コが、私のウ●コを差し置いて先に流れていってしまう!待ってくれ???!
バリウムウ●コは重いから、下剤をくれるということを悟りました。
注意書きの「ひたすら水を飲め!」というのは、下痢をすると体内の水分がなくなるというだけではなく、できるだけ下痢として排便する事を目的としているのだということが分かった。

もう一回、下剤が欲しい…。