確定申告の時期ですね♪
ぼの子の実家では、初めての確定申告にオオワラワ!
確定申告とは、「収入」から経費を引いて「所得」を計算し、さらに生命保険や損害保険、医療費などさまざまな票を合算したものを引きます。そこに税率をかけて算出したものを申告するのですが…。

医療費を計算するには医療を受けた証明書、つまりレシートが必要になります。
そして、そのレシートの合計金額から10万円切り捨てた残りの部分(12万円だったら10万円を引いた2万円)が医療控除となるわけです。
レシートは受診者別、さらに施設別に仕分けて集計しなければなりません。
平均額1300円。医療控除を受けるには、もちろんココには10万円分以上のレシートがあるわけです。
しかし、やっぱり仕分けも集計もしてないんです…。
ぼの子「父上!前もってレシートぐらい仕分けと集計してください!」
父「え?、みんなでやれば早いじゃん?♪」
ぼ「父上、みんなって…ココには私と父上しかおりません…。」
父「だから、二人でやればいいじゃん♪」
ぼ「ちゃんと手伝ってくださいよ!ぶーっ!」
父は最近老眼になりかけているのでレシートの文字があまり読めません。
なので、とりあえずレシートの大きさで分けてくれました。
父「もうやだ!目が痛い?!」
ぼの子「父上!それじゃ?来年から思いやられますヨ!」
父「来年はさらに年をとって、もっとできなくなるからイイヨ♪」
ぼ「ものすごい言い訳ですヨ?!」
父「父が脱税して捕まらないように、ぼの子が覚えた方がいいよ♪」
ぼ「ヒドイデスヨ?!裏切りモノ?!」
二人で必死に集計&検算し、やっとこレシートの集計が終わりました。

すると今度は、貸駐車場(白色申告)の収支計算ができてないことが判明。
ぼ「父上…帳簿は…?」
父「もちろんデキテルさ?♪」
自信に満ち溢れた輝いた目に不安を感じ、どれどれと帳簿を見てみると、やっぱりドンブリ…通帳をまる写しただけでした。
ぼ「父上…この帳簿は…?」
父「駐車場の帳簿だよ♪」
ぼ「それは知ってます!これじゃ?何台入っているか、それそれの料金がいくらかって分からないじゃないデスカー!」
父「わかるよ?♪ココに書いてあるじゃん♪通帳にだって書いてあるよ♪」
ぼ「それに経費は…?」
父「ナニソレ…??」
ぼ「ムキャ?!これは帳簿と言えないでショー!簿記2級はどこに行ったんデスカー!」
よくもこれで簿記2級が受かったもんだ。
もしかして、私でも受かるんじゃないか??
そんな疑惑を胸に、父の曖昧な記憶をたどり、逆算して何月に何台、どの契約者がいくら振り込んだかを割り出しました。
面倒臭い作業だと本気でやらなくなるので、おだてつつ、だましつつ、最低限の現金式簡易帳簿程度で帳簿を作ることにしました。
ぼ「父上、今度はこれを帳簿に移し変えてクダサイ♪」
父「えー!全部??? たくさんあるじゃん…。」
そうです。あなたが一年サボっていた分が今戻ってきただけです。
一応、帳簿は自分の仕事だと自覚しているらしく、父はしぶしぶ帳簿を書き写し始めました。
安心して、私は出来上がるまでの間、TVを見ることにしました。
すると、父の手が止まっていて、一緒にTVを見て大ウケ!
まだ1行しか写してません。
ぼ「父上がんばって?。帳簿が無いと確定申告の書類作成できませんヨ?。」
父「分かった、分かった。」
父なりにがんばって書き写そうと努力しますがTVの誘惑に負けてしまいます…。
仕方なくTVを止め、父の作業を見張りました。
父「え?っと…2月2日…○○さん…▲万円。…ね♪」
1行写すたびにいちいち私に確認します。
ぼ「父上、私に確認しなくていいから。それを普通に写してくださいヨ。」
父「うん、うん。え?っと…4月10日…■■さん…●万円。…ね♪」
ぼ「はい、はい。」
なんだか、勉強の嫌いな子に勉強を教えてる気分です。
終いには、私が1件1件読み上げる状態になりました。
それでも、どうにかこうにか帳簿らしいモノが出来上がりました。
父「できた?♪終わった?♪」
という声に、
「確定申告できたの??スゴ?イ♪」
部屋の奥から もっと上手が登場!
作業している間、ず?っと昼寝していた(隠れてた?)母が起きてきました。
父「できたよ?♪」 自慢げにニッコリ♪
母「お父さん、スゴ?イ♪頼りになるヮ?♪」
母もニコニコ♪
…いいのか?それで。


もちろん、まだ確定申告の書類ができていないので、控除証明書、レシート、帳簿を無くさないように持って、自宅のPCで書類を作りました。
(税務署のHPに書類のフォームがありました。とても便利で簡単でした♪)
そして父と一緒に税務署へ行って申告。
税金を納め、無事に両親は納税者となりました♪
…が!ここにも大きな落とし穴が!
なんだか不安になり、次の日、父に駐車場の開業届けを出したか聞いてみると、やっぱり出していませんでした。
税金だけ払って、開業してないなんて、なんてマヌケな!
慌てて申請すると、税務署の人はなんでもないように受け取ってくれました。
(同じような人がいるのかな…?)
無事に開業!
これで、ようやく日の目を見ることができましたよ?♪
(アブナイので、当分 白色申告ですが…。)


そんな慌しい1週間でした♪